ボンジョルノ(こんにちは)
先日あったランチの小噺を少々。
お客様や上司とお昼ご飯に行った時、みなさま注文はどうされていますか?
もちろん好きなものを注文するのが一番ですが、個人的に何でも食べられるし好き嫌いのない昭和生まれですので、
ついつい『あ、じゃあ同じものを』と頼む傾向にあります。
というのも、若かりし頃数人の上司と行ったランチで1人だけ違うものを頼み、
店員さんが注文を忘れていて自分のだけなかなか来ず慌てて食べた、というトラウマのせいかも知れません。
それ以降、無意識に『じゃあ同じのを』星人になりました。
さて、名古屋のとある展示会に行く機会があり、先にお昼を済まそうということで、
老舗の喫茶店さんに入店しました。
同行者が『ジェノベーゼお願いします』
と注文
(ジェノベーゼって何や?)
と思いつつ『同じのでお願いします』と注文完了。
(全てを掌握しているだろうおばぁちゃんが手書きで記入)
からのその場で『ジェノベーゼ2つね』
と厨房のおじぃちゃんに元気よく注文を通す。
熟練シェフのフライパン捌きから心地よい
炒める音、手際の良さが音で伝わり
『はい、ジェノベーゼあがったよ』の声。
運んできてくださるおばぁちゃん
目の前には男子高校柔道部員が食べる様な、こんもり小山のジェノベーゼ
が一皿
『お先にどうぞ』
と同行者に勧め次のジェノベーゼを待つ事に。
ん?
なぜか再び聞こえる
熟練シェフのフライパンで炒める音
ん?え?ん?
俺のは今からまた、一から作るのかな?
嘘だろ?
客は俺らだけだよな?
盛り盛り食べる同行者
無くなっていくジェノベーゼ
完食される頃
『はいジェノベーゼお待ちどうね』
おふっ

同じものでも一皿、一皿調理するのね
当たり前のように男子高校生柔道部員の量
さすが老舗の喫茶店
仕事が丁寧かつボリューミー
そしてリーズナブル。
抜粋で延べたことの続きですが、「信頼」は過去に一度獲得したら終わりではありません。
今日の小さな約束。お客様との信頼の積み重ね。そういう一つひとつで毎日更新されていく。
歴史は過去につくるもの。でも、老舗の価値は今日、また現場でつくられるんだ、ということを教えてもらった気がします。
追伸:その日の夜は晩御飯が不要でした。
